働き方とキャリア

もう仕事に行きたくない。会社を辞める前にできること


仕事に行きたくない、
仕事をしたくない、
仕事が辛い、もう辞めたい……


多くの人が抱える悩みだと思います。



こういうとき、

辛いのはみんな同じ、君だけじゃないよ!

なんて言われても、何の救いにもならないですよね。


じゃあ、転職すればいいじゃないか!

と言う人もいますが、そんなに簡単にできたら苦労しないよ、という話ですよね。



この記事では、過去の転職経験4回、外資系大手企業の管理職として採用活動にも携わり、この3年間で合計1,000人以上のキャリア相談に乗ってきた私が、「もう仕事に行きたくない」という状態になったときの対処法について紹介します。

この記事で学べること

  • 「もう仕事に行きたくない」という状態になったとき、最初に何をすべきか?
  • 「もう仕事に行きたくない」という状態になったとき、すぐに退職を考えてはいけない理由
  • 「もう仕事に行きたくない」という状態になったとき、具体的にできる2つのこと



もう仕事に行きたくない。と思ったら

ほとんどの人は、

仕事に行きたくない、
仕事をしたくない、


と思っても、何をしていいか分からないですよね?

身近に相談できる人はいないし、仕事は嫌だけど最低限のお金は稼がないといけない。

モヤモヤした気持ちを、どこにぶつけたらいいのか分からない。どうすれば解決するのかも分からない。


こういうときに、最初に考えるべきことは何でしょうか?


最初にやること① ストレスの原因を考える

まず、仕事に行きたくない原因仕事をしたくないと思ってしまう理由がどこにあるのか、自問自答してみましょう。

とにかく、上司のパワハラがひどい

今の仕事は、もともと希望していた内容じゃない

勤務地が問題だ。こんな田舎に住むことになるとは思わなかった



こういう風に、ストレスの原因を具体化していくことができると、それに対する対応策も、なんとなく浮かんできます。

上司のパワハラがひどいなら、コンプライアンス窓口に訴えよう!

仕事内容がつまらないなら、人事異動の希望を出してみよう!

勤務地が問題なら、転勤の希望を出すか、転職を考えた方が良いかも・・・


もちろん、これですべてが解決するわけではないですが、前に進むための第一歩としては、重要な思考のステップです。


最初にやること② 「一時的な悩み」ではないか確認する

もちろん、ストレスの要因、仕事に行きたくない理由は1つだけとは限らないでしょう。複合的な要素が絡み合っている場合もあります。

ある程度、悩みの原因が何か分かってきたら、問題を「すぐに対処すべきもの」と「とりあえず放置しても良いもの」に、ざっくり切り分けてみましょう。

対処しなければならない、深刻な悩み(例)

  • 現在の職場はあまりにも給料が低すぎて、とても生活ができない
  • 希望していない部署に異動になってしまい、理想のキャリアからどんどん遠ざかっている
  • 今の仕事はどう考えても自分の性格に合っておらず、これ以上続けたくない

時間が解決してくれる、一時的な悩み(例)

  • 担当業務が変わったばかりで、まだ仕事に慣れておらず、右も左も分からない状態
  • 新しく来た上司との相性が良くない気がして、なんとなくギクシャクしている
  • 来月、大きな仕事を控えていて、失敗してしまわないかどうか不安でたまらない



すぐに対処すべき問題」が明らかに存在する場合、やはり、何らかの行動を取らないと、あなたの悩みはいつまでも消えません。ストレスから抜け出すためには、何か行動を起こす必要があります。

一方、悩みの種が「とりあえず放置しても良い問題」である場合、とりあえず、深く気にしないようにして時間が解決してくれるのを待つのも良いでしょう。1~2か月後には「あれ? なんであんなに悩んでいたんだろう?」と、どうでもよく思えてくることもあります。


もう仕事に行きたくない。と思っても、会社を辞めてはいけない理由

しかし、「行動を起こす」と言っても、いきなり会社を辞めるのは絶対にNGです。

よく考えて行動しないと、後悔する結果になってしまいます。


会社を辞めてはいけない理由① 逃げ道がないから

退職は、別に「逃げ」ではありません。
「逃げる」のが悪いとも限りません。


現実的に、どう考えても逃げないといけないヤバい職場も世の中には存在しますし、転職して新しい職場に移ることを「逃げ」とは言いません。

しかし、「逃げる」にしても、「逃げ道」が見つかっていなければ、「逃げ切る」ことができません。

逃げてもいいです。
ただし、「逃げ道」が見つかってからにしましょう。

転職で言うと、「転職先の内定が出てから、今の会社に退職届を出す」ということです。



会社を辞めてはいけない理由② 転職活動が不利になるから

もう一つ、会社を辞める前に把握しておかないといけないことがあります。

それは、次の職場が決まる前に会社を辞めて無職になると、転職活動が圧倒的に不利になるという事実です。

一般的に、ほとんどの求職者は、現職の仕事を続けながら、同時進行で転職活動をしています。

「無職」の求職者は、「しっかりしていない」「責任感がない」という低評価を受けて、内定が出づらくなってしまいます。

もし、無職の「ブランク期間」が半年~1年以上続く場合、今後ずっとアルバイトなどで生きていくことにもなりかねません。

次が決まる前に辞めるのは、そのくらいリスクの高い行動なので、慎重に判断しましょう。



もう仕事に行きたくない。というときの具体的な対処法

では、具体的に何をすれば良いのか?

この記事では、2つの方法をお伝えします。


対処法① キャリアカウンセラーに相談する

まず、一つ目は、キャリアコーチングサービスを利用することです。

「もう仕事に行きたくない」という悩みを、一人で抱え込んで精神的に病んでしまうくらいなら、誰かに相談して吐き出した方が良いです。

ただし、ここで「転職エージェント」に相談すると、「じゃあ転職しましょう! ね! ね!!」と強引に彼らが持っている企業案件に押し込まれるだけなので、気を付けてください。

転職エージェントは、「人材紹介」ビジネスです。「転職したい」というゴールがすでに見えているときに、求人を探すのには非常に有効ですが、「キャリア相談」には全く適していません。 ビズリーチなど、転職支援サービスが絡んでいるコンシェルジュなども同じです。


転職エージェントは、用意できる出口が「転職」しかないので、まともな相談相手にはなりません。

転職エージェント以外の人たちに相談する必要があります。



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キャリアコーチングサービスとは、例えばこういう会社です。


ポジウィルは、20代~30代で転職に悩む方に、マンツーマンで「転職活動」を支援するコンサルティングサービスです。


ポイントは、「人材紹介」ビジネスではないというところです。

転職エージェントとはちがって、企業から直接お金をもらっていないので、相談先として信頼できる人たちです。累計相談者数2万4,000人と、実績も十分ですし、顧客満足度も92%と非常に高いです。

ポイント

「企業」の採用目線ではなく、あくまで「求職者」のキャリア構築目線で、徹底した自己分析、キャリアプラン設計、企業選びのアドバイス、選考対策(書類/面接)、転職するべきかどうか・現職に残るべきかの意思決定まで、しっかりとトレーニングをしてくれます。

当然、有料サービスですが、初回相談は【完全無料】なので、一人で悩んでメンタルを病んでしまうくらいなら、一度、無料カウンセリングだけでも受けてみればいいと思います。

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さすが、相談実績が多数あるだけ、口コミも多いです。

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マジキャリは、転職エージェントアクシスを母体とした、「キャリア相談」「転職支援」の両方に対応するコンサルティングサービスです。

「転職したい」という意思がすでにある程度固まっている人には、マジキャリがオススメです。

ポイント

「転職をしない人」でも、もちろん受け入れてくれますし、転職エージェントも同グループ内で運営している会社なので、「一刻も早く転職したい」「自分に合う転職先を絶対に見つけたい」という人には、より一層手厚いサポートが期待できます。

こちらも、初回相談は【完全無料】なので、選択肢のひとつという意味で、一度、無料カウンセリングだけでも受けてみればいいと思います。

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サービス利用者のコメントを見ても、かなり良さそうです。

やはり、具体的な転職活動ノウハウに非常に優れた会社なので、企業選び、書類作成、面接対策、最終的に転職すべきかどうかの判断まで含めて、網羅的に転職活動全体のサポートが期待できます。


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などなど、転職活動対策はもちろん、入社後にきちんと転職先で活躍できるようになるための戦略などについても指導してくれるので、安心感があります。

転職において最も重要な「意思決定力」に重点を置いているサービスで、面接や書類作成のテクニックだけではなく、転職先の企業選びや、内定後の「入社すべきかどうか」の意思決定に関してもサポートをしてくれます。

ポイント

サービス内容がかなり手厚く、こういう一人一人にじっくりと向き合ってくれる会社は、きっと信頼できると思います。

現実的に自分のキャリアを見つめなおして、進むべき道を決めたいという方にはオススメです。とりあえず、無料相談に行ってみましょう。

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対処法② 「そんなに深刻に悩んでるってほどじゃない」人には…

ちなみに・・・プロのカウンセラーに相談とか何とか以前に、

そもそも今の仕事じゃダメなのかどうかもよく分からない…

自分自身に何が向いているのか分からない…

悩んでるって程じゃないんだけど何かヒントが欲しい

という方は、もう少し簡単な、二つ目の方法として「自己診断」を一度やってみるのも非常にお勧めです。



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無料ですし、スマホで3分くらいで登録できます。ポチポチ適当に質問に答えていくだけです。



正直言うと、「市場価値診断」は全然当たらないので(笑)、あまり意味ないと思いますが、「コンピテンシー診断」は、一度試す価値ありです。とても面白いです。

私は基本的に就職活動・転職活動の「自己分析」に時間をかけるのには否定的なのですが、このミイダスのコンピテンシー診断は一見の価値ありで、もはや「自己分析」はササっとこれだけやれば十分じゃないかと思います。


そのくらい、相当に当たっています。

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ちなみに、私の診断結果は、こんな感じ。

割と痛いところ突かれてますw



そして、私が特に「このツール、すごいなあ…」と思ったのが「ストレス要因」についての診断結果です。



なんじゃこりゃ。100%当たってんじゃん。

(私が日系大企業を辞めた理由じゃん。。。)

ポイント

ミイダスの「コンピテンシー診断」は、自分の性格や適性、今の会社の環境に合っているのかどうかを冷静に考える上では、とても役に立つと思いました。

もし、この診断で「あなたはこういうストレスに特に弱い」という結果が出た項目が、今の会社の文化や環境に当てはまっているとすれば、それは、たぶん、あなたは「今の会社」にいても幸せにはなれないということですから。

それが分かっただけでも有益です。

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気軽に「暇つぶし」くらいの気持ちで、試しにやってみると面白いです。


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おわりに

以上、もう仕事に行きたくない。会社を辞める前にできること という記事でした。

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転職活動について、もっと知りたい人へ

ポイント

転職の必勝法については、こちらの記事にも詳しく書いています。

本気で転職したい人は、【必読】です。

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読むか、読まないかは、あなた次第です。


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「第二新卒」の転職向け

「新卒3年以内の早期離職」については、あまりにも問い合わせが多いので、別途、noteで特集記事を書きました。


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この記事では、第二新卒の転職について、網羅的に書いてあります。

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興味のある方は、ぜひこちらもどうぞ。


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では、皆様ひとりひとりの、後悔の無い、幸せな転職を、心より祈っております。


お相手は、安斎 響市でした。






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