
こんな気持ち、久しぶりなの。
ドキドキするの。
たぶん、私、恋をしているの。
そう、あなたの、その年収に。
今さら恋なんて、すると思ってなかったのに・・・・
こんな気持ち、ずっと忘れていたはずなのに・・・
あなたの、その、給与明細に、一目惚れしたの。
春の風に乗って、穏やかな晴れた空に咲き誇る、その、給与明細。
いつもの優しい笑顔と、たまに見せるセクシーで無邪気な、給与明細。
どうせ、ツンデレなんでしょ、その、給与明細。
なんなのよ、全く。
恋なんてするつもり、なかったのに。
私には、煌びやかな指輪も、
薔薇の花束も、
南の島のバカンスも、要らない。
あなたの、その年収さえあれば。
思えば、前に彼氏がいたのは、もう4年以上は前。
そこから、まともに感じていなかった、人のぬくもり。
デートだなんて、もうずっとしていない。
もう、恋なんて諦めてた。
素敵な出会いなんて、無いって。
王子様は、どこにもいないって。
今まで、思いもしなかった。
この私が、こんなにも、他の誰かに夢中になれるなんて。
さあ、よく見せて。
あなたの、
その給与明細を。
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こんにちは。
安斎響市です。
別に、このブログが、いきなりバグったわけでは、ありません。
筆者の頭がイカレているわけでもありません。
(いや、その可能性はあるか・・・)
念のため。
私は結婚していますが、私の妻は上記のような、
猟奇的で情熱に溢れる、ドラマティックでロマンティックな女性ではありません。
人生とお金の話
はっきり言いましょう。
人生において、「お金」は「全て」ではありません。
こんな「転職して年収上げてやるぜ!ヒーーハーーーーー!」なブログを運営している、
私自身でさえ、
お金を基準に生きてはいけない、と思っています。
私が27歳の時、ある日突然、年収が1,000万近くになりました。
最初は「ヒーーーーハーーーーーーーーーーーー!!!!!!」となりましたが、
結局、私はその数か月後に、会社を去る決心をしました。
「お金のため」に働くことは、私には出来なかったから。
それでも、
やっぱり、お金は、あったほうがいいし、
家族を守るために、ある程度のお金は必要だし、
「今日はビール買って帰ろう」と、コンビニに寄った金曜日、
躊躇なく、発泡酒ではなく、プレミアムビールを手に取れる自由や、
あ、このスニーカーめっちゃかっこいい!ほしい!と思ったときに、
3万円か、いいや、買っちゃえ!と思えるかどうか、って、
結構、自分の人生の中での満足度、
Quality of Lifeを、大きく左右すると思うんですね。
みんな、別に「お金持ち」になりたいわけじゃない
私は、別に、大金持ちになりたいわけじゃないんです。
ブランド物の鞄や洋服なんて要らない、
高級な時計も、車も、プライベートジェットも要らない。
ただ、服とかビールとか家具とかゲームとかマンガとか、
自分が欲しいと思ったものを、即決で買えるくらいのお金は欲しいし、
例えば、
私の奥さんが、例えば病気になって手術が要るってなったときに、
躊躇なく何百万でも即決で出せる、自分でありたいし、
娘が大きくなって、
アメリカに留学したいって言ったら、
少しでも、その背中を押せる、父でありたいと思います。
人生は、難しいです。
お金は全てではないし、
お金なんて無くても幸せにはなれます。
でも、
自分の好きに、自由に、生きるためには、
やっぱり、お金が必要なんだと思います。
答えは無い。
無いのだけれど。
もし、あなたが、
自由な人生を手に入れるために、お金を手に入れたいのであれば、
私は、
そんな、あなたの背中も、押したいと思います。
エンディングテーマは、
「君の年収に恋してる。」